”献血”は、短時間でできる社会貢献

コロナの影響により輸血用血液が不足

 

あなたもご協力を! 「献血」は命をつなぐボランティア | 暮らしに ...

 

 

現在、日本国内には輸血を必要とする人が1日3,000人いると言われており、いつでも患者さんに血液を届けられるように、毎日新しい血液を確保しなくてはいけない。現在、輸血に使用する血液は、まだ人工的に造ることができず、長期保存することもできない。そのため、輸血に必要な血液を安定的に確保するためには、一時期に偏ることなく、継続的に1日あたり約13,000人の献血協力が必要と日本赤十字社はコメントしている。

しかしながら献血量は、緊急事態宣言発令などを受けて外出自粛が求められた4月から激減。7月以降も、在宅勤務や遠隔授業の推進により献血バスの配車先が減っており、1日に必要な献血者数を大幅に下回る日々が続いている。3月に競泳の池江璃花子さんが自身のTwitterアカウントで献血を呼びかけたが、その後の状況は大幅には改善していない。

 

 

献血」は社会貢献

 

全血献血は、40分程度の短時間で協力できる。病気やけがで輸血や血漿分画製剤(けっしょうぶんかくせいざい)を必要とする患者のために、自分の血液を自発的かつ無償で提供する身近な社会貢献である。

血液は長期保存ができない。輸血用血液製剤血漿製剤は、血液から出血の防止に必要な各種の凝固因子が含まれる血漿を取り出したもの)は、従来は国内の献血によってまかなわれてきたが、上記の通り現在は足らない状況である。

 

加えて、血漿分画製剤(人の血液から作り出される「くすり=医薬品」を総称して「血液製剤」と呼ぶ)については、以前より輸入に頼ってきた。血漿分画製剤のうち、アルブミン製剤、免疫グロブリン製剤については、輸入に依存。つまり国内で血漿分画製剤については、過去から現在に至るまで自給できていない状況である。



血液検査により健康状態のチェックが可能

 

献血をすると血液検査が無料で受けられる。

献血」の検査項目は15項目(7項目の生化学検査および8項目の血球計数検査)。

献血」と「健診」を活用して健康な体でいることが、医療費の節約に ...

 

 

定期健診の血液検査項目と比べても違いは、糖代謝と尿酸の項目がない、脂質系の検査は総コレステロールのみ、という点だけであり、健康状態を把握するには十分である。

検査項目を指定することはできないが、通常、病院で受ければ凡そ五千円前後はかかる検査を無料で受けることができる。

 

デトックス効果

 

献血によって定期的に血を抜くことで、体内に存在する老廃物やドロドロの血液を排出するデトックス効果が期待できる。 また、血液量が一時的に減ってしまうので、その後減った分の新 しい血液を作ろうと身体が頑張るため、新陳代謝が活発になると云われている。

 

お礼(お菓子や記念品)がもらえる

 

ほとんどの献血ルームでは、待ち時間にお菓子やドリンクを自由に食べたり飲んだりできる。これは献血に来てくれた人にゆったりとリラックスして過ごしてほしいとの気持ちから用意されています。また時期によっては、ちょっとした健康グッズなどの記念品をもらえる場合もある。

 

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