お釈迦さまは白人(アーリア人)だった?

釈迦如来像」イケメンです。 | 釈迦, 像, 仏像

 

「釈迦(副島正光・佐賀大学教授・著)」内では「釈迦は、白色人種に属するアーリア人だと信じられ ている(しかし、一説には黄色人種であったという説もある)」との記述がある。

 

同じ話を京都の有名な寺のお坊さんからお聞きしたことがある。一般的に目にする釈迦の仏像などから擦り込まれた感覚からするとかなりの衝撃である。

 

 『民族』というのは主に言語で区分される。言語的には、イエスセム語系のユダヤ語を話していたことからユダヤ人。容貌から言えばコーカソイド(白人)です。ヨシュア(イエス)という名前も典型的なユダヤ名である。

 

 釈迦(ゴータマ・シッダッタ)はマガダ語を母語にしていたと言われており、言語的には印欧語族であり、アーリア系(現在のイラン人・北インド人の一部に繋がる中央アジアを故郷とする人たち)と推測されている。ゴータマという苗字もアーリア系の苗字で、容貌から言えばコーカソイド(白人)。ゴータマという苗字は、ゴートラ・システムという神話的な祖先を同一とする氏族グループのひとつで、由緒ある苗字である。



釈迦に関して、もう一つ衝撃の事実がある。(知らないのは私だけかもしれないが...)

 

ブッダの死因は食中毒だった──最後に食べたものとは? | NHKテキスト ...

 

釈迦は80歳でこの世を去ったが(イエスは33歳でこの世を去った)、死因は食中毒であったという。その様子はブッダの遺言集である経典『涅槃経(ねはんぎょう)』に綴られている。パーヴァー村へ移動したブッダは、熱心な信者であるチュンダという鍛冶(かじ)屋さんの家へ食事に招かれた。そこで出された「スーカラ・マッダヴァ」という食べ物を食べたのがブッダの最後の食事で、それが食中毒を引き起こし、ブッダは亡くなったようだ。

 

この「スーカラ・マッダヴァ」なるものが、どんな食品であったのかは、実ははっきりしていない。「スーカラ」は豚で「マッダヴァ」は「柔らかい」という意味にて、無理に訳せば「柔らか豚」となるが、これが何を示しているのかについては諸説ある。

 

エスは十字架刑(磔刑)となったが、一方の釈迦は食中毒で亡くなった。何とも庶民的である。ちなみに釈迦はイエスより、500年以上早く生まれている。世の中にはまだまだ知らないことが多い。